【検証】Oracle ADWとAWS Redshiftを比較してみた!!

システムのクラウド化が加速する中、ジールにも様々なお客様からお問い合わせを受け、移行を進めています。

 

中でもDBの移行は容量が大きく、また処理速度も求められるため重要な検討が必要になります。

 

そこで今回は、Oracle Autonomous DatawarehouseとAmazon web serviceのRedshiftではどのような違いが出るのかを検証しました。

 

まずは。。。Autonomous Datawarehouseのセットアップ。

すでにOracleクラウドのアカウントを持っているので、ADWの初期設定から。

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Oracle Autonomous Datawarehouseセットアップ画面

 

 

DBの名前など数項目を設定すれば完了。

今までのDB環境構築が何だったのだろうかと思うほどの簡単さ。

これであれば、今までのように情報システム部に依頼しなくても業務部門でセットアップし、データ管理もできると思う。 

 

次にRedshiftもセットアップ。

 

 

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Redshiftセットアップ画面

 

 

oracleに比べると設定項目は多め。ただ補足説明が書いてあるので、これまたオンプレと比べると格段楽になった。

 

今回の検証では、RESASデータをもとにして1300万件のサンプルデータに、

①全レコード集計

②あいまい検索

を行い、処理速度を測定した。

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スペックについては、

Oracle Autonomous Datawarehouse

 CPU:4 OCPU

 容量:1 TB

 

ADW Redshift

 dc2.8xlarge × 2Node

 ※最低2ノード

 ※1Node=CPU32/メモリ244Gib/ストレージ2.56TB

 

で作成。

スペックで見るとRedshiftのほうが高く見えるが、最低スペックのためこれで進める。

 

それぞれに発行したSQLは以下の通り。

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さて。

 

 

さてさて。

 

検証してみると、予想以上に差が出ました。

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初回検索時の結果は圧倒的に違いが出てしまった。

スペックだけを見るとRedshiftが速いかな思っていたのに。。。

集計で1/6、あいまい検索は1/10。。。

 

うーん、上げにくい結果となってしまいましたが、これはこれで皆様の参考になるかもしれないので、このままアップしておくというチャレンジをしばらくしてみようと思います。

 

ちなみに、2回目以降の処理の速さはキャッシュが利いているためです。

実際に一日の中で多用しているDBであれば、レスポンスが出るのでどちらでも安心ですね。

 

 

まとめ

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 念のため、Autonomous Warehouseのスペックを1~4 OCPUそれぞれ実施した。

1~2 OCPUでは、Amazon Redshiftのほうが速い結果が出た。

3 OCPUで同等。

4 OCPUから急激に差が出た。

ADWはスペックの変更が簡易で、高出力時のみスペックを変えればいい点Autonomousという通り、自律型DB管理機能がある分、優位であると見える。

※費用面は可変するため、評価に加えていない。