先日告知した情報発信イベント「AVANT LIVE」に行ってきました。
当日は、パネルディスカッションをはじめ、
導入事例などをお話いただく「分科会」や
入退場自由のオープン形式スタイルで講義する「オープンシアター」も開催され、
日本を代表する企業の中でも特に先進的な取り組みをされている
経営者の方々の様々なお話を聞くことができました。
その中でも今回は2つの講演レポートと弊社出展ブースの感想を
掲載したいと思います。
目次
1.日清食品ホールディングス株式会社様 ご講演
日清食品ホールディングス様は、「Power BI」を使った、
海外を含む各事業会社間のスムーズな情報共有と自由分析が行えるIT基盤の導入を、
2か月で実現されました。
ご講演では、
このような短期間で実現できたポイント等についてお話しいただきました。
特に心に残ったのは、短期間プロジェクトを成功に導くために、
以下の3つのことを意識しながらプロジェクトを進めたというお話でした。
- BIでやりたいことの目的を明確にすること
- BIを浸透させる施策や方針をしっかり立てること
- 小さくはじめて大きく育てるといった方針でプロジェクトを進めること
お客様主体で情報分析をやっていきたいという強い思いと、
「Power BI」というツールの操作性がうまく結びつき、
早期開発という結果に繋がった事例だと感じました。
今後も、こういった事例を参考に、お客様の思いを正確にくみ取った、
スピード感のあるご支援を行っていきたいという思いが強くなりました。
2.オープンシアター:最先端AIソリューションを用いた市場動向分析のご紹介
業務課題に密着した具体的なテーマについて、
オープン形式スタイルで講義する「オープンシアター」も開催されました。
ほとんどのシアターで立ち見の方がいらっしゃるほどの盛況ぶりでした。
今回は「最先端AIソリューションを用いた市場動向分析のご紹介」
というシアターに注目してみました。
AIをデータ分析にどう活かしていくかといった内容で、
例えばインターネット上のつぶやきを、AIを用いてデータ化し、
そのデータと会社内のデータを紐づけて有効活用する事例や、
AIチャットボットのデータをマーケティングに活用していく、
といった話がありました。
BIにAIを絡めることで、
今後ますます様々なデータ活用が活発になるということを強く感じました。
3.「Power BI」紹介ブース
私たちの部署では「Power BI」というMicrosoft社のBIツールを紹介しました。
「Power BI」は情報システム部の方だけでなく、
ユーザー部門の方も使いやすいツールとなっており、
その使いやすさを体感してもらうため、デモンストレーションを行いました。
今回はDIVAシステムから出力したデータを元データとして、
「Power BI」を使って作成した業務管理・予算編成のレポート等を紹介しました。
日清ホールディングス様の講演を聞いた直後にブースにいらしたお客様からは
「今まではエクセルで管理すること以外考えたこともなかったが、
Power BIを使えば簡単にデータを可視化し、管理も出来ることに驚いた」
という声を多くいただきました。
また、デモでPowerBIを触ってみた方からは
「社内で使ってみたいけど、どんなデータを見れば業務・経営改善に
繋がるかわからない・・・」といった声も多く聞かれました。
今回、お客様と直接お話しさせていただいたことで、
やりたいこと、みたいデータ、課題は多種多様だということを感じましたが、
それぞれの課題を解決できるようご支援していきたいという思いが
より強くなりました。
最後に「AVANT LIVE」に参加した全体的な感想ですが、
どの講演もメモを取りながら熱心に耳を傾けてくださる方が多く、
皆様の業務への熱意を強く感じました。
今後も皆様の期待に応えていくことができるよう、
日々技術を磨いていきたいと思います。