SQL Server 2017 CTP2.1にPower BI Report Server May 2017 Previewをインストールしてみた。

本日は、ちょうどお客様からの問い合わせもありましたので、Power BI Report ServerをせっかくなのでSQL Server 2017 CTP2.1の環境にインストールし、動作確認を行なってみましたので、記事にしてみました。

 

Power BI Report Serverの概要に関しては、こちら(日本マイクロソフト様のブログ)が参考になると思います。要は、今までSaasとして提供されていたPower BIをオンプレミス環境で動作させることができるってことなんですね。

では、さっそく環境を構築していきます。

※環境については、今回はAzureのIaas(Windows 2016 Server)を利用しました。

 

 SQL Server 2017に関しては特に問題なくインストールが完了しましたので、キャプチャ等省きますが、今まで何回もSQL環境を作ってきた私として違和感があったのが、SQL Server Reporting Services(以下、SSRS)がインストールする機能選択から消え、インストールセンターのトップにあったことです。

また、他にも見慣れない新機能がいくつかありました!ワクワク・・・

そちらに関しては、今後別の機会に紹介していきたいと思います。

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次にこちらよりPower BI Report Server - May 2017 Previewをダウンロードします。

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ダウンロードが終わりましたら、インストールメディアを実行し、インストールに進みます。基本的に「次へ」「次へ」で完了します。

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 続いて、Power BI Report Serverのレポートサーバーの構成に進みます。

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 Report server InstanceにはしっかりとPBIRSとあります。

このあと、レポートサーバー用のデータベース作成、[Web Service URL]、[Web Portal URL]と設定していきPower BI Report Serverにブラウザからアクセスして接続確認をします。※規定ではhttp://localhost/reports

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はい、アクセスできましたー!

続いては、Power BIレポートを作成してみたいと思います。メニューの「NEW」にもしっかりとPower BIレポートの文字がありますね。では、Power BI Desktopをインストールして~・・・っと思ったら、どうもPower BI Report ServerのPower BI レポートについては、現状、専用のツール(Power BI Desktop(Report Server))が用意されているとのことでした。

それでは、さっそくインストール。

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インストールが終わりましたら、起動!

起動画面にPower BI Repot\rt Serverの文字が。

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見た目は、従来通りのPower BI Desktopでした。

試しにExcelをデータソースにしてレポートを作ります。

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これをPower BI Report Serverに発行するには、、、、

ファイルメニューの Save asにPower BI Report Serverがありますね。こちらに保存することでPower BI Report Serverで利用できるようになるハズ!

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[OK]押下で動作確認!と思いきや、今まで順調にきていた作業でしたが、エラーが発生しました。

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うーーん、エラーログをみてもさっぱりわかりません。ということで、ググります。

すると、Power BI Communityに同様らしきエラー情報を発見しました。さすが、コミュニティ!ということで、翻訳を色々しながらどうも以下のようにしてエラー解消ができたという書き込みを発見しました。

 

1. RSConfigToolを実行し、共有ツールのインストールフォルダにあるはずです。
2.問題が発生しているPowerBIインスタンスに接続します
3. [Web Portal URL]タブに移動します
4. [詳細設定]ボタンをクリックします
5. Report ManagerのURL予約を削除します。
6. [OK]をクリックします。
7.詳細設定をもう一度開きます
8.以前に持っていたポート構成を再追加します。
9 [Apply]をクリックします

*1

 

なるほど、ということで早速試し、再度、Power BI Report Serverへレポートを保存してみます。すると、

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・・・メッセージが変わったけど、ダメでした。翻訳してみると、

「このPower BI Desktop Reportには、サポートされていないデータソース接続または埋め込みデータが含まれているため、このPower BIデスクトップレポートを公開することはできません。 このプレビューバージョンは、SQL Server Analysis Services(オンプレミス)にライブ接続するPower BIデスクトップレポートのみをサポートします。」

・・・つまり、現在のPreviewバージョンではオンプレミスのSQL Server Analysis Services(SSAS 分析用データベース)が必要!とのこと。

 

いよいよ最終段階まできたっぽい、ということでSSAS表形式モード(おなじみのNorthWindJ)を用意して再度チャレンジしました。

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Success! と、いうことで無事Power BI Report Serverに保存することに成功しました。では、Report Serverへ再度アクセス。

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レポートがちゃんと保存されていました!開いてみると、、、

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無事、レポートを参照することに成功しました。触ってみると、従来のPower Bi Services(Saas版)と同様にブラウザから操作ができました!

 

と、いうことで何個かエラーが出てしまい、紆余曲折あったものの無事、

SQL Server 2017 CTP2.1 + Power BI Report Server May 2017 Preview環境ができました!

それでは、今後はこちらを使って色々ためしていきたいと思います。そのときは、また記事にします。

 

それでは、本記事はここまで!

*1:※現在プレビュー中のための不具合と思います。